1回戦神戸国際大付属高校に序盤リードを許しながらの逆転勝ち、 2回三重に戦延長戦の末、サヨナラ勝ちしと、2試合ともに逆転勝ちで、準々決勝進出を決めた帝京高校だったが、今回の春の選抜高校野球甲子園大会ナンバーワン左腕投手、島袋に封じられてしまった。
以下、(島袋が完封! 興南、帝京を下し初の4強進出=センバツ高校野球(スポーツナビ) より引用)
第82回選抜高校野球大会(センバツ)の第9日第3試合・帝京高(東京)vs.興南高(沖縄)が31日、甲子園球場で行われ、興南高が5対0で勝利し、4強進出を決めた。同校は大会第10日の第2試合で大垣日大高(岐阜)vs.北照高(北海道)の勝者と準決勝を戦う。
大会ナンバーワン左腕が東の横綱を牛耳った。興南高の先発・島袋洋奨は序盤こそ調子が上がらず初回、3回と2死一、二塁のピンチを背負ったものの、いずれも後続を断ちピンチを脱する。その後は尻上がりに調子を上げ、7回以降は1人も走者を出さない完璧な投球。クロスファイヤー気味のストレートとカーブのコンビネーションで相手打線を抑え込み、136球で被安打5、奪三振7、四死球5の内容で完封勝利を挙げた。
打線もエースの力投に応えた。3回、我如古盛次のタイムリーで1点を先制すると、6回に1点を加え2点差とする。さらに7回には4安打に2盗塁を絡めて3点を奪い、一気に突き放した。前の試合まで8打数連続安打をマークしていた我如古は、第1打席で記録こそ途切れたものの、4打数2安打2打点とこの試合でも活躍を見せた。
一方、充実の戦力で優勝候補筆頭の呼び声も高かった帝京高は、島袋の前に決め手を欠いた。初回、3回につくったで2死一、二塁のチャンスで得点を奪えなかったことで後手に回り、なかなか攻撃の形をつくれなかった。投手陣も先発の鈴木昇太が5失点と踏ん張れず。注目された148キロ右腕・伊藤拓郎は登板しなかった。
引用はここまでです。
バウンディ Sounds of 甲子園球場(夏の高校野球編)
